正直に言うと、私はズボラで主婦業があまり得意ではありません。掃除は好きで、遊びに来てくれた人からは「キレイにしているね」と言ってもらえるのですが、実はそうでもないんです。お風呂のパッキンにカビは生えているし、休日は手抜き掃除することもよくあります。
でも、物を少なくすることで掃除は格段に楽になるし、毎日続けられるようになりました。
完璧な掃除を目指すのではなく、ズボラでも「現実的にキレイを保つ」方法をお伝えします。収納グッズも最小限、特別な掃除道具もなし。それでも清潔感は保てています。
同じように「掃除は好きだけど完璧主義じゃない」「お金をかけずに楽したい」と思っている方の参考になれば嬉しいです。
なぜ物を少なくすると掃除が楽になるのか?

物を少なくすることで、掃除の効率が格段に上がり、毎日続けやすくなります。
掃除の基本は「物をどかす」から始まる
掃除って、まず物をどかすところから始まりますよね。物が少なければ、この「どかす」時間が大幅に短縮されます。
我が家では、物が増えそうになったら「とりあえず収納できるスペースがあるのか」を考えてから購入を検討するようにしています。入らないから買わない、もらわない。シンプルですが効果的です。
収納グッズにお金をかけない理由
収納グッズを全部揃えて見栄えもよくしたい気持ちはあります。でも、お金がかかるんですよね。
それより、そもそも物を減らしてしまえば、収納グッズが少なく整理整頓できます。最低限の収納で済むので、結果的に経済的です。
実際の物の減らし方

クリアファイルに「小学校」「中学校」「習い事」などカテゴリー別に分けて入れてます。
そして、期限が切れた内容の書類は気づいた時に捨てるようにしています。

リビング横の和室にある吊り押し入れの下に、子どものおもちゃを収納しています。
子どもの成長とともに、いらなくなったものは捨てたり、セカンドストリートに持って行ったりして整理しています。
今は子ども達も大きくなったので、おもちゃよりもペットシーツなど犬用品の置き場として活用しています。

ソファーが欲しいのですが、間取り的に置くと狭くなるのでビーズクッションにしました。邪魔にならないし、好きな場所に置けて、和室にも持っていけます。
犬も一緒に丸くなって寝ているので、今となってはよい選択でした。
毎日続けられる現実的な掃除ルーティン

特別な道具がなくても、毎日の習慣にしてしまえば掃除は負担になりません。
私の毎日掃除ルーティン
- 掃除機がけ(全体)
- 床拭き
- 布団の掃除機がけ
- トイレ掃除(クイックルで拭くだけ)
布団で寝ているので、布団にも掃除機をかけています。床がベタベタしているのが嫌なので、お風呂入る前に床拭きします。
使っている道具は最低限
掃除機
コード付きの掃除機を使っています。ダイソンなどの充電式も使っていましたが、すぐ充電がなくなるんですよね。コード付きの方が、途中で止まる心配がなくて結局楽でした。
床拭き
以前は床拭きシートを使っていましたが、種類によってはよく滑るので、今は雑巾で水拭きしています。洗剤は特に使わず、水だけです。
毎日掃除を続ける理由
実は私、虫がとても苦手なんです。虫が来ないように、毎日掃除をしています。これが一番のモチベーションかもしれません。
清潔にしていれば虫も来にくいし、何より気持ちがいい。この「虫対策」という明確な理由があるから、毎日続けられているのだと思います。
完璧を求めない現実的な掃除のコツ

毎日掃除していても、手抜きする日もあります。それでも「まあいいか」と思えるコツがあります。
手抜き掃除の日もある
休日で家族みんなが遅くまで起きてこない日、すぐ出かけないといけない時は、お布団の掃除機がけをスキップしてそのまましまったり、掃除機もさっとかけるだけの日もよくあります。
完璧を目指すとしんどくなるので、「今日は時間がないから最低限だけ」という日もあってもいいと思っています。
目に付いた時だけやる掃除
収納の中の掃除は、目に付いた時にするだけで毎回するわけではありません。
「気になったらやる」「余裕がある時にやる」くらいの気持ちの方が、長続きします。
ビーズクッションのメリット
ソファーと比較して、ビーズクッションにして本当に良かったと思います。
- カバーが洗濯可能で汚れても清潔
- どかして掃除できる
- 持ち運べるので掃除の邪魔にならない
- ソファーより省スペースで部屋が広く使える
犬も一緒に使っているので、毛がついても洗えるのは助かります。
楽天市場で実際に使っているビーズクッションをチェック💡
お金をかけずに清潔に保つ工夫

特別な掃除グッズや収納用品を買わなくても、工夫次第で清潔は保てます。
基本は「拭き掃除」と「片付け」
お金をかけずにできる掃除の基本は、「拭く」と「片付ける」です。
雑巾と水があれば、大抵の汚れは落ちます。特別な洗剤もほとんど使いません。
見た目重視の掃除術
完璧じゃなくても「きれいに見える」コツがあります。
物が少ないと散らかって見えない
物が少なければ、多少散らかっていても「散らかってる」感が出ません。これが物を減らす最大のメリットかもしれません。
目に付くところを重点的に
人が見る場所、よく使う場所を重点的にきれいにしておけば、全体がきれいに見えます。
正直に言うと…
お風呂のパッキンにはカビが生えています。完璧ではありません。
でも、毎日の床掃除とこまめな片付けで、全体的には清潔感を保てていると思います。完璧を目指すより、「現実的に続けられる範囲で清潔にする」方が、結果的に長期間きれいを保てます。
同じように物を減らして掃除を楽にしたい人へのアドバイス
物を少なくして掃除を楽にしたい方に、実際に効果があった方法をお伝えします。
物を買う前に考える習慣
物が増えそうになったら「収納できるスペースがあるか」を必ず考えましょう。入らないなら買わない、もらわない。この判断基準があるだけで、物の増加を抑えられます。
収納グッズは最低限で
見栄えの良い収納グッズは魅力的ですが、まず物を減らすことから始めてみてください。物が少なければ、最低限の収納グッズでも十分整理整頓できます。
毎日少しずつの習慣
一度に大掃除するより、毎日少しずつやる方が効果的に楽です。
- 毎日:掃除機、床拭き、トイレ掃除
- 気になった時:収納の中
- 手抜きの日:最低限だけ
この「完璧を求めない」姿勢が、長続きの秘訣です。
掃除の動機を明確に
私の場合は「虫が嫌い」という明確な理由がありました。あなたの掃除する理由を見つけると、続けやすくなります。
道具にお金をかけなくても大丈夫
高価な掃除道具がなくても、雑巾と掃除機があれば十分です。コード付きの普通の掃除機の方が、充電を気にしなくていいので使いやすい場合もあります。
自分の生活スタイルに合った道具を選ぶことが大切です。
まとめ
特別な掃除道具や収納グッズがなくても、物を少なくすることで掃除は格段に楽になります。
- 物を減らすことで掃除時間を大幅短縮
- 毎日少しずつの習慣で清潔に保つ
- 完璧を求めず現実的な範囲で続ける
- 高価な道具より工夫と習慣が大切
- 明確な動機があると続けやすい
ズボラでも物を少なくすれば掃除は楽になります。収納グッズを買う前に物を減らし、高価な掃除道具を揃える前に毎日の習慣を作ることから始めてみてください。
完璧を目指さず「現実的に続けられる範囲で清潔にする」ことで、長期間キレイを保てますよ。
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