6歳差姉弟のリアル|メリット・デメリットと育て方のコツ

歳差育児のメリット・デメリットと育て方を解説する記事のアイキャッチ画像。姉と弟のイラストと柔らかい水色デザイン 子育て

6歳離れた姉と弟を育てていると、
「こんな場面もあるんだ!」と毎日のように気づきがあります。

小学生と赤ちゃん。
思春期と甘えんぼ。
まったく違う成長段階が同時に進んでいくのが、6歳差姉弟の育児の面白さです。

大変な場面もあるけれど、その分、兄弟の個性がうまくかみ合った瞬間があります。

そして、上の子が自然に“頼れる存在”へ成長していく姿を見られるのも、6歳差ならではの魅力だと感じています。

この記事では、実際に私が6歳差の姉弟を育ててきて感じた
メリット・デメリット・そして育児をラクにする工夫
をまとめました。

6歳差育児がこれから始まる方にも、
今まさに奮闘中の方にも、
未来がちょっと楽しみになる内容になれば嬉しいです。

6歳差姉弟の育児はどんな感じ?“特徴”をざっくり解説

6歳差の姉弟を表す、小学生の弟と中学生の姉が並んで立つイラスト

成長段階が常にズレるから、毎日違う景色になる

6歳離れていると
・赤ちゃんと小学生
・小学生と中学生
というように、
全く違う成長ステージが同時進行します。

気がつけば、赤ちゃんだった下の子が
上の子と一緒に YouTube撮影ごっこ をして楽しそうに遊んでいることもあります。

年齢差があっても、こうして自然に距離が縮まっていく瞬間を見ると、
6歳差姉弟っていいな、と感じます。

年齢差があるからこそ、姉弟の関わり方が日によって変わっていくのが面白く、毎日「今日はこんなふうに成長したんだ」と感じられます。

姉と弟の“性格の違い”がいい関係を生む

わが家の場合、

  • 姉:優しくて責任感が強い
  • 弟:お調子者で甘えん坊

という性格の差が、ちょうどよくマッチしています。

姉は弟の行動に振り回されることも少なく、
弟は姉に安心して甘えられる。

この“受け止める姉 × 甘える弟”の関係は、年の差があるからこそ自然にできた距離感だと感じます。

上の子が無理なく“頼れる存在”になりやすい

6歳差だと、上の子は小学生〜中学生という“しっかりしてくる時期”。

  • 赤ちゃん期の見守り
  • 小学生になると遊び相手に
  • 中学生では学童のお迎えや買い物も一緒に行ってくれる

など、
生活の中で自然と「助っ人」になっていきます。

6歳差姉弟育児のメリット|実体験で感じたこと

メリットを示す ‘Merit’ の手書き風イラスト

上の子の成長がよくわかる

小さい頃は赤ちゃんだった弟をあやしてくれたり、
中学生になった今は学童のお迎えや買い物まで一緒に行ってくれたり。

6歳差だからこそ、
「上の子がこんなに大きくなったんだ」と実感する場面が多いです。

喧嘩が少なく穏やかに過ごせる

年齢が近い兄弟とは違い、6歳差は感情のぶつかり合いが少なめ。

もちろん
「ママー○○がこんなことした!」
と言い合うことはありますが(笑)

お姉ちゃんが折れてくれることが多く、大きな喧嘩にはなりにくいです。

行事がかぶりにくく、どちらも見に行ける

6歳差姉弟は、学校行事の時期がズレることが多く、親としてはどちらの成長も落ち着いて見られるというメリットがあります。

  • 入学式は午前と午後で同じ日に参列できた
  • 運動会の日程が違い、どちらの応援にも行ける

下の子がまだ幼い時期は、大変な面もありますが、
行事がかぶらず「ちゃんと見てあげられる」安心感がありました。

育児期間が長いからこそ“成長の味わい”も長い

6歳差だと、姉弟それぞれの成長にしっかり向き合える時間が長くなります。

「ずっと育児が続く感じ」はありますが、それ以上に、
その子らしい成長をゆっくり楽しめる
という贅沢さがあると感じています。

年齢差があるからこそ、
姉としての成長、弟としての成長を
ひとつひとつ丁寧に味わえる——。
これも6歳差育児ならではの魅力です。

6歳差育児のデメリット|大変だったところ

6歳差姉弟育児のデメリットを示す ‘Demerit’ の手書き風イラスト

生活リズムが完全に違う

6歳差姉弟は、どうしても生活リズムがそろいません。

  • 新生児の夜泣きに対応しながら、上の子の朝の準備
  • 小学生の帰宅後の宿題を見つつ、下の子の昼寝や遊び相手
  • 中学生の部活や夜の練習と、小学生の早め就寝の調整

寝る時間も帰宅時間も違うため、
毎日「2人分のスケジュールを同時進行で管理する大変さ」があります。

「1日の流れを整える」というより、
“二重育児”をこなす感覚に近い時期もあり、特に疲れやすかったと感じます。

わが家では、生活リズムがそろわない中でも、できるだけ家族の流れを整える工夫をしています。
小学生と中学生の1日の過ごし方は、こちらの記事で詳しくまとめています。
👉 小学生&中学生ママの1日スケジュール

習い事の送迎が“時間差”で大変になりやすい

6歳差姉弟は、同じ習い事をしていても通う時間がそろわないことが多いです。

年が近いきょうだいなら、同じクラスや同じ時間帯で通えることもありますが、6歳差だとそうはいかず、時間が分かれてしまいがちです。

  • 小学生クラスは夕方
  • 中学生クラスは夜

と、時間が完全に異なります。

そのため、送迎が1日に2回必要になる日もあり、負担が大きいと感じることも少なくありません。

さらに、夫の帰りが遅い日は、夜の練習に行くお姉ちゃんを送るために、まだ留守番が難しい弟も一緒に連れて行く必要があります。

同じ習い事でも“同じ時間に通えない”のは、6歳差育児の現実だと感じています。

外出先で“同じ遊びができない時期”が長い

テーマパークやレジャー施設では、
身長制限や対象年齢があるため、
「一緒に同じ遊びを楽しめるまで数年待ち」ということも珍しくありません。

どちらかが我慢することになったり、
行きたい場所を調整したりと、
家族全体の動きに気を配る場面も多くなります。

“同じ体験を共有できるまでの時間が長い”というのも、年齢差育児の難しさのひとつです。

6歳差育児を“ラクにするための工夫”

6歳差育児を心地よく回すために時間を工夫するイメージの、時計を持つエプロン姿の女性イラスト

家事は午前中に集中して終わらせる

夕方は送迎・宿題・準備でバタバタしがち。
午前中にやることで心に余裕が生まれます。

在宅ワークは15時まで、と時間を決める

息子が帰ってくる時間に合わせて、作業を切り替えるようにしています。

「子どもが帰る前に終える」と決めると、集中力もUP。

送迎は夫にも頼み、“1人で抱えない”

全部ひとりでやるのは無理なので、家族に頼ることも大切。

夫に送迎をお願いすることで、自分の負担がぐっと軽くなりました。

それぞれの気持ちに合わせて距離を調整する

思春期で少し距離を置きたい時期のお姉ちゃんと、ママに甘えたい盛りの弟。

2人の“心のペース”はどうしても違います。

娘をそっと抱きしめると、息子がちょこんと間に入ってくる——。
そんな日常の小さな瞬間を、今はとても愛おしく感じています。

だからこそ、
その時その時の気持ちに合わせて、姉弟との距離を少しずつ調整するようにしています。
特に「今だけの姿」を大切にしながら寄り添うことが、6歳差育児の楽しさにもつながっています。

6歳差育児は、家事や生活リズムを少し整えるだけで、グッと気持ちが楽になる瞬間があります。
朝の家事をスムーズに終わらせたい方には、こちらの記事もおすすめです。
👉 朝家事ルーティン

姉弟を育てて感じた“私なりの答え”

6歳差姉弟を育てる中で感じた愛情や気づきを象徴する、ハートを包み込む手のイラスト

年が近いきょうだい育児は大変だろうなと思う一方、
6歳差だと「育児が長く続く感じがする」のも正直あります(笑)

でもその分、
姉弟それぞれに向き合える時間が長く、
成長をじっくり味わえる喜びがあります。

優しくて責任感の強い姉と、
甘えん坊でお調子者の弟。

性別も性格も違うからこそ、
毎日の何気ないやり取りが楽しく、
この姉弟に出会わせてくれたことに感謝しています。

まとめ

6歳差育児は、

  • 生活リズムが違う
  • 外出が大変
  • 送迎が複雑

などの大変さはあるものの、

  • 上の子が頼れる存在に育つ
  • 喧嘩が少なく穏やか
  • 行事がかぶりにくく親も楽しめる
  • 育児期間が長く幸せも長い

という大きな魅力があります。

これから年の差育児が始まるご家庭にも、
「6歳差って案外いいな」と思える瞬間が
きっとたくさん訪れるはずです。

年齢差があるからこそ、姉弟の時間の使い方にも工夫が必要。
雨の日や家での過ごし方をもっと楽しみたい方には、子どもと笑顔になれるおうち時間アイデアをまとめたこちらもどうぞ。
👉雨の日でも笑顔|室内遊び15選

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