初めて陸上の大会へ行ったとき、一番困ったのは「アップ」でした。
「アップはいつ始めるの?」
「どこでするの?」
「何をしたらいいの?」
娘だけではなく、親の私も何も分かりませんでした。
周りの選手は当たり前のようにアップを始めているのに、私たち親子だけが戸惑っていたのを今でもよく覚えています。
今回は、中学生から陸上を始めた娘が、大会当日のアップで戸惑いながら、少しずつ覚えていった体験をお話しします。
同じように初めて大会へ行く親子の参考になれば嬉しいです。
中長距離で初めての大会、一番困ったのは「アップ」だった

中長距離へ転向して初めての新人戦
娘が中長距離へ転向したのは中学1年生。
初めて中長距離として出場した大会は、新人戦の800mでした。
娘が陸上部へ入ったきっかけや、中長距離へ転向するまでの経緯は、こちらの記事で詳しくまとめています。
▶︎ 中学生から陸上を始めても伸びる?小学生からの差を感じた娘の体験談
大会には何度か出ていたものの、中長距離として出場するのは初めてだったため、何をすればいいのか分からないことばかりでした。
その中でも、一番戸惑ったのがレース前のアップでした。
親子で「どうしたらいいの?」状態
大会会場へ着いて最初に娘から聞かれたのは、

アップっていつするん?
という一言でした。

何分くらい前からするんかな?
どこでしたらいいんやろ…
と二人で周りを見渡すばかり。
当時は顧問の先生がアップに付き添ってくださるわけではなかったので、親子そろって手探り状態でした。
小学生から陸上をしている子との差を感じた瞬間
しばらくすると、同じレースに出場する他校の選手たちがアップを始めました。
娘と私は、

みんなここでしてるから、ここでしたらいいんちゃうか?

あっ、あんな感じでするんや!
そんな会話をしながら、私たちは少し離れたところから、他校の選手たちの様子を見ていました。
娘は昔から引っ込み思案な性格です。
知らない子に自分から話しかけるのは、とても苦手でした。
小学生から陸上を続けている子たちは慣れた様子でジョグをしたり、流しをしたりしていました。
話しかければ教えてくれたのかもしれません。
でも当時の娘には、その一歩を踏み出す勇気がありませんでした。
結局その日は、周りの選手を見ながら真似をすることしかできませんでした。
私はその姿を見ながら、
「このまま大会のたびに困るんかな…」
と少し心配になったことを覚えています。
当時は「小学生からやっている子はやっぱり違うな」と思っていました。
でも今振り返ると、あの頃に感じていたのは走力の差というより、経験の差だったのだと思います。
アップを覚えたきっかけは、一人の先輩との出会いだった

その後、外部クラブで参加した記録会で、一つ上の先輩と一緒になる機会がありました。
その先輩は同じ外部クラブに通っていて、親同士も顔見知りだったこともあり、娘にも気さくに話しかけてくれる存在でした。
大会当日、その先輩が

一緒にアップする?
娘の話では、そんなふうに自然に声を掛けてくれたそうです。
娘はその先輩と一緒にジョグをしたり、動きづくりをしたり、流しをしたり…。
そこで初めて、
「大会前ってこうやってアップするんや。」
という流れを知りました。
誰かに座って教えてもらったわけではありません。
実際に一緒にやってみることで、少しずつ覚えていったのです。
今振り返ると、あの時に先輩が声を掛けてくれたことは、娘にとって大きなきっかけだったと思います。
今も続けているアップの流れ
先輩と一緒にアップをした経験をきっかけに、娘は大会前のアップの流れを覚えていきました。
それからは、自分なりに少しずつ調整しながらも、当時一緒に行ったアップの流れを、今でも基本にしています。
※ここで紹介する内容は、娘が現在も大会前に実際に行っているアップの一例です。
- 軽くジョグ
- 動きづくり
- 流し
今では自分でアップできるようになった

初めて大会へ出た頃は、
- アップを始める時間
- アップする場所
- 何をするのか
どれも分からず、戸惑うことばかりでした。
それでも大会を重ねるうちに経験が増え、今では自分で時間を考えながらアップを始められるようになりました。
あの日、周りを見ながら戸惑っていた娘を思い出すと、本当に成長したなと感じます。
まとめ
初めて大会へ行くと、
「アップって何をしたらいいの?」
「いつ始めればいいの?」
と戸惑うことがたくさんあります。
私たち親子も、まさにそうでした。
娘も最初は、小学生から陸上を続けている子たちとの差を感じながら、周りを見て真似をすることしかできませんでした。
それでも、経験を重ね、先生や先輩たちに教えてもらいながら、一つずつ覚えていきました。
娘は一人でアップを覚えたわけではありません。
周りの選手の姿を見て、先輩と一緒にアップをしながら、少しずつ大会前の流れを覚えてきました。
最初から完璧にできる子はいません。
もし今、お子さんが大会で戸惑っていても、「うちだけじゃないんだ」と少し安心してもらえたら嬉しいです。
経験を積むうちに、少しずつ自分なりの流れができていきます。
そして、娘が先輩に「一緒にアップする?」と声を掛けてもらったように、いつか娘自身も、初めて大会へ来た後輩へ自然に声を掛けられる選手になってくれたら嬉しいなと思っています。
また、大会当日はアップだけでなく、持ち物や暑さ対策、雨の日の準備など、親子で戸惑うこともたくさんあります。
▶︎ 雨予報の大会で我が家が準備したものはこちら

コメント